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父の知人の紹介で転職

M.M(27歳・男性)
学歴:修士了
業種・職種:自動車会社のエンジニア→有機農産物の流通
年収:400万円→300万円
利用した転職手段:知人の紹介

 

 

振り返るとたかだか入社3年でまだ青かったとも思うのですが、エンジニアとして採用され働いていても、何かの役に立っている!といった喜びも感じられず、50過ぎの上司が関連会社に一人また一人と出向されていくのを見ては会社の中での自分の将来像を描けず、このままこの会社に居続けて後悔しないかと考えるようになっていました。

 

そんな折、実家の父が危篤状態になり会社を辞めて実家に戻ることにしました。ところが実家で家業を父の代わりに頑張らねばと思ったにも関わらず幸か不幸か父は元気に回復し仕事に復帰、私には外で勤めろと言う始末。私は期せずして仕事探しすることになり有機農産物流通の会社に就職しました。きっかけは父の知り合いで有機農業に関わっている方のお話を聞く機会があったことで、農業に非常に興味がわき、転職先もその方に紹介してもらいました。

 

転職後は事務所で農産物の入荷や出荷を管理する業務を行いつつ、日曜は協力農家の下で営農研修もうけました。社長の方針で新入社員は月月火水木金金で働き学べという掟でした。この間休みもなく会社と畑と寮の行き来が延々と続きましたが、生産者の方からお客様へと農産物をつないでいるといった仕事の手応えを感じ、研修では土と陽の光や雨を肌で感じながら作物を育てる充実感を体験でき、エンジニアから転職して本当に良かったと感じたものでした。

 

あれから20年が経ち、自分の人生で当時の転職を悔いることは全くないのですが、会社に残り20年エンジニアを続けてきた同期の仲間の姿もまた、素晴らしいと感じるようになりました。入社たった3年でも多くを学んだ気になることもあるでしょうが、続けなければ分からない仕事の魅力もやはりあると思います。これから転職を検討される方にはぜひ後悔のない選択をしていただきたいと思いますが、それは決して転職を実行するだけではない、今の仕事を続ける動機を必死に探して見出すことも素晴らしい選択肢の一つだということも忘れないでほしいと思います。

 


 

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