転職エージェントによくある質問
転職エージェントを利用する上で知りたい、気になる点をFAQ形式で紹介しています。
初めて転職活動をするという方はぜひ参考にしてください。
このFAQはハッキリ言ってしまえば「NO」で、あなた次第と言葉を濁さざるを得ません。よく「やる気次第」と言われますが、転職エージェントはあなたのやる気に全力でサポートしてくれます。
「転職支援サービスに登録すると必ず転職しなくてはいけませんか」という質問も多く、転職するかどうかも迷っている人もいます。転職したいけどやりたい仕事が明確に決まっていない人もいますし、海外在住で帰国後の転職を希望する人もいます。
目的も違えばこだわりも違います。こだわり過ぎれば紹介できる求人数も少なくなってきます。ただ、その条件に合った求人を探し当てるプロというのが転職エージェントであり、転職成功率は上がると考えられます。
成功率を上げるためには、条件に適した転職支援サービスを探す必要もあります。海外の転職に強いエージェントもあれば、女性の転職に強いエージェントや第二新卒の求人に強い転職エージェントもあります。
どこに登録するかは自由ですが、海外が希望なのに海外の求人が少ないところに登録しても転職できる確率は低いですよね。出来るだけ理想の仕事を明確に伝えることで、成功率をぐっと引き上げることができます。
理想の仕事が見つからないなら、積極的に「こういった仕事がしたい」と伝える努力をしてみましょう。
30歳後半、40歳と年を重ねるごとに確かに難しいです。ですが諦めることはなく、今の仕事を続けながらじっくり焦らずエージェントを利用して効率的な活動をしていきましょう。
30歳後半以降での転職というと、なかなか昇給が見込めず給料アップのためにと考える人が多いですね。一方で最近では30歳代、40歳代でのスキルアップのための転職も増えてきているようです。
企業側のニーズも若い人材だけでなく、経験がある即戦力の人材を求めています。
30歳からの転職のしやすさから言えば、経験を活かした職種へのアピールが有効です。年齢・給料に見合った職歴・スキルを持っているのかが重要で、若い人材を育てる以上のパフォーマンスが求められます。
転職の成功は、転職できるということだけでなく、理想を叶えられるかどうかという意味もありますね。
給料アップに関しては、30歳代・40歳代では転職できた人の半数以上で成功しています。ただ、年齢を重ねるごとに給料が変わらなかったり、減ったりする傾向があるようですね。
また、給料だけでなく仕事内容に関しても失敗だったと感じている人も多く、年齢を気にし過ぎて焦り過ぎたという体験談をよく聞きます。妥協しなくてはいけない所もあるかもしれませんが、じっくり相談できる転職エージェントを比較して見つけてくださいね。
中には、焦らせるような会社もありますから気をつけましょう。
「祝!内定」と喜んでばかりいられません。内定手続きもそうですが、円満退社のタイミングなど分からないことばかりですよね。
転職支援サービスは、内定後のサポートこそ利用して欲しいサービスで、無事あなたが働き始めるその時まで全面サポートしてくれます。
ただ、転職エージェントによっては内定したらそれまで、内定通知が転職希望者に渡った時点でサポートを終えてしまう会社も残念ながら存在しますので、クチコミなどを参考に転職エージェント選びをしましょう。
内定が決まると「内定通知」を受け取ります。入社契約書や提出書類などがセットになっていて、職位・ポジション・条件・待遇・入社予定日などが書かれています。
同意した上で、入社契約書にサイン・捺印し、提出することで無事入社となるわけですが、待遇や給料などについて疑問に思うこともあるでしょう。「話が違う」ということもあるかもしれませんね。そんな時活躍するのが転職エージェントで、疑問点は全て相談しましょう。
給料や有給のことなんか尋ねたら内定が取り消されるのではないかと聞きにくい質問ですが、内定を取り消されることはありませんし、疑問点は残さず、気持ちよく入社できるように相談してくださいね。
今の会社を退職するタイミングや辞め方の相談にも乗ってくれる転職エージェントもありますから、何でも積極的に相談しましょう。無事入社まで気を緩めず活動に臨んでくださいね。
転職エージェントの面談拠点から離れた所に住んでいたり、仕事で忙しくて面談に行く時間がないという人もいると思います。
転職エージェントではそのような状況にある人には電話面談を行ったり、メールでサポートしてくれます。
最近ではスカイプでの対応をしているところもあります。
ただし、全ての転職エージェントが対応しているとは限りません。
そのため、転職エージェントに登録する前に、登録したい転職エージェントに遠方居住者や忙しい人向けの電話・メールサポートを行っているかどうかを確認する必要があります。
ちなみに、電話面談でどのようなことが聞かれるのかというと、最寄りの拠点に面談に行ってきかれることと特に変わりはありません。
今までの職務経験、現在の転職活動状況、志望している仕事などが聞かれます。
電話面談が終わった後は、メールでのやり取りや専用サイトがあれば専用サイトでのやりとりが主になります。
メールや専用サイトで求人の案内が来たりします。
面談となると企業との面接ではないものの、気構えてしまいますが、基本的にリラックスして受ければよいと思います。
あくまでも選考ではないので、ガチガチに緊張する必要はありません。
転職アドバイザーも求職者が緊張しているとカウンセリングが受けやすいようにしてくれます。
転職エージェントによっては、面談日にもよりますが、土日に面談をする場合は私服で来てくださいと言ってくるところもあります。
実際に私服でいきましたが、待合室で他の面談希望者も私服だったので、言われるがままでOKです。
また、遠方居住者や仕事が忙しい人で電話面談を行う場合は、落ち着いて話せる場所で電話をしましょう。
例えば、人通りの多い道端や駅で話をするのは周りの雑踏で転職アドバイザーの声が聞きづらかったりするので、雑音が聞こえない静かな場所を確保しておくのがベストです。
転職活動をスムーズに進めるためにも、話の合う転職エージェントのアドバイザーに当たりたいものですが、基本的に転職アドバイザーは選べません。
ただし、100%ではありませんが、転職アドバイザーを選べる場合があります。
その方法とは、転職エージェントのポータルサイトの利用です。
転職エージェントのポータルサイトとは、たくさんの転職エージェントの中からサポートして欲しい転職エージェントの検索や転職エージェントが保有する求人情報を検索できるものです。
主にマイナビ転職エージェントサーチ、[en]転職アドバイザー、イーキャリアFAなどが有名です。
この転職エージェントのポータルサイトで掲載されている求人の中に、求人を扱っていると思われる転職アドバイザーが表示されている場合があるので、求人に申し込むとその転職アドバイザーに当たることがあります。
先述の通り、これは100%ではないので、サポートスタッフが情報を集約して、求職者の条件に該当する転職アドバイザーが割り当てられることもあります。
選べる場合があると言っても、その転職アドバイザーが求職者に合う人なのかどうかはわからないので、この点についてはあまり気にしない方が良いでしょう。
転職エージェントを利用する際は積極的に併用しましょう。
ただし、仕事をしながら転職活動をする場合、あまりに多くの転職エージェントを利用すると対応しきれなくなるので、2〜3社の利用が無難です。
既に退職をして自由に使える時間のある人の場合は、その限りではありません。
もう少し多くの転職エージェントを利用しても問題はありません。
要は自分でコントロールできる範囲内で転職エージェントを利用すれば良いのです。
仕事をしながらの転職活動の場合の転職エージェントの選び方は、あらゆる職域層・業界・職種に対応している大手の転職エージェントと、中堅どころの転職エージェント、業界・職種特化型の転職エージェントを選んでおけば良いでしょう。
利用する転職エージェントの数が増えるにつれて求人が被る場合が出てくるので、10社も20社も転職エージェントを利用する必要はありません。
先に述べたように、2〜3社、多くても5〜6社程度で十分だと思います。
ちなみに、転職エージェントを併用しても何か文句を言われたりすることはありませんが、重複等がないように転職活動の進捗は転職エージェントに話しておきましょう。
転職エージェントでは職務経歴書の添削をしてくれます。
ただし、注意したい点が3つあります。
まず、転職エージェントに登録する際に、転職エージェントでは求職者の経歴を見た上で、登録を断る場合があります。
経歴に合うような求人がないケースもありますし、職務経歴書の出来を登録の段階でチェックしている転職エージェントもあります。
景気が悪いなど余程のことがない限りは転職エージェントを利用できるはずなので、心配する必要はありません。
ただし、先に述べたように職務経歴書は登録時に必要になるので、職務経歴書の書き方で作成方法を確認しておきましょう。
次に、転職エージェントのアドバイザーに左右されることがあります。
基本的にはどの転職エージェントでも職務経歴書の添削は行ってくれますが、担当のアドバイザーによっては職務経歴書の添削をあまり積極的にしてくれない場合があります。
こればかりは時の運なので、もしそういうアドバイザーに当たったとしてもいいように、複数の転職エージェントを利用しましょう。
最後に、職務経歴書の添削のみを目的に転職エージェントを利用するのは転職エージェントの側にとってあまりいい気がしません。
転職エージェントというのは企業に合う人材を紹介して成り立っているので、職務経歴書の添削だけで終わってしまうと仕事になりません。
建前でもいいので、その転職エージェントを利用して転職するという意志を示しましょう。
転職エージェントでは模擬面接をしてくれます。
もちろん、最初から模擬面接を目的に転職エージェントを利用するのは難しいです。
ただ、転職エージェントを利用して転職エージェントが持っている求人に応募して書類選考を突破した段階で、模擬面接をしてくれます。
転職エージェントも企業が求める人材を紹介して成り立っているので、応募者の経歴を活かしつつ応募企業に合わせてアドバイスをしてくれます。
もし、模擬面接だけをして欲しいのであれば、有料の転職支援サービスを利用してみましょう。
欧米では一般的で、日本ではポピュラーではありませんが、対応しているところはあります。
既に退職をして時間に余裕のある人はハローワークを利用するのもよいでしょう。
ハローワークでも転職エージェント同様にアドバイスをしてくれるので、相談しに行ったり、セミナーなどがあれば参加してみましょう。
基本的に転職エージェントは既卒の未就職者、いわゆるフリーター、ニート、資格浪人の支援に対応していないところが多いです。
そもそも転職エージェントは職務経験のある人を対象にして転職の支援をしているところなので、既卒のフリーターやニート、資格浪人が利用するのには無理があります。
こう聞くと既卒であることが絶望的に感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
既卒のフリーター・ニート、資格浪人を対象にした就職エージェントを利用すれば良いのです。
サービスの内容も転職エージェントと変わりません。
違うところを挙げるとすれば、既卒のフリーターやニートといった未経験者を求める求人を専門に扱っているという点です。
ここで注意したいのは、全国各地を網羅した既卒向けの就職支援サービスは現時点で無いことです。
どうしても、求人は首都圏や名古屋、大阪などの大都市に集中してしまいます。
そのため、地方にお住いの場合は各都道府県にある新卒応援ハローワークを利用してみましょう。
新卒とありますが、卒業後およそ3年以内であれば既卒でも利用できます。
3年を超える場合は通常のハローワークに相談してください。
転職エージェントでは退職代行は行っていません。外部の民間業者と提携しているところはあるようですが、独自で行っているところはありません。
自分での退職の仕方と、強い引き止めにあった時の対処法を知りたい場合は、「退職を引き止められた時の対処法はコレ!在職強要体験談から対策が分かります」を参考にしましょう。

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