Webを利用したビジネスが活発化する中で、ITエンジニアだけでなく、Webマーケターの需要も増えています。
そんな中で、就職を見据えて、大学生のうちにWebマーケティングスクールに通うことを検討している人もいるのではないでしょうか?
そこで、大学生向けのWebマーケティングスクールのおすすめをまとめました。
大学生のうちにWebマーケティングを学ぶ意義が見いだせない人もいると思いますが、その点も合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Webマーケティングに注目する大学生が増えている理由
2002年にWebマーケティングの一種である検索連動型広告が登場して、20年以上経った今でも人材が足りていないところに、ジョブ型雇用や職種別採用の強化が重なったことが注目の理由として挙げられます。
また、既に働いている社会人で、出世が見込めなかったり、スキルがつかない仕事に嫌気がさして、Webマーケターに転職した体験談を見聞きしていることも理由の1つです。
出始めの頃は完全未経験でも採用されていましたが、現在は転職で未経験可を謳っていても、スキルを持っていないと相手にしてもらえない会社が多いこともあり、Webマーケティングスクールでスキルを身につけて、就職に挑もうとしている大学生が増えています。
大学生におすすめのWebマーケティングスクール5選
大学生におすすめのWebマーケティングスクールを5つ紹介します。
- Wannabe Academy
- WeRuby Webマーケティングコース
- WEBMARKS
- Withマーケ
- デジマジ Webマーケター就活総合コース
Wannabe Academy
Wannabe Academyが大学生におすすめな理由は、就職・インターンシップに役立つ実務経験を積めるからです。
他のWebマーケティングスクールと異なり、3ヶ月の学習終了後に4ヶ月の広告運用の実習期間があります。
クライアントを受け持って広告運用を行い、提案する経験を積めるので、学んだだけで終わりません。
学生向けの割引価格で受講できる点も、就職を見据えている大学生におすすめです。
WeRuby Webマーケティングコース
WeRuby Webマーケティングコースが大学生におすすめな理由は、女子大生に特化してキャリア支援してくれるからです。
3ヶ月間のWebマーケティング学習の他に、就活対策講座と先輩との相談会も設けられていて、就活・インターンシップ対策にもなります。
受講価格も109,780円で、大学生でも学びやすいためおすすめです。
WEBMARKS
WEBMARKSが大学生におすすめな理由は、案件の獲得の仕方も含めてSEOに特化してWebマーケティングを学べるからです。
Web広告以外での集客・情報発信の手段として、SEO・コンテンツマーケティングを重視する企業が増えていて、専門スキルを身につけておくことは差別化になります。
案件獲得の仕方も学べるため、大学生のうちから受講してフリーランスとして活躍する人も多いです。
また、フリーランス以外に就職コースもあるという点でもおすすめです。
Withマーケ
Withマーケが大学生におすすめな理由は、お得な価格でWebマーケティングを網羅的に学べるからです。
月額4,980円で、1年間学んでも104,560円で、広告運用、SEO、マーケティング戦略、案件獲得方法、SNSなどを網羅的に学べるため、他のスクールよりもお得です。
就職を考えている人向けのロードマップも用意されていて、アドバイザーに相談することもできるので、大学生にもおすすめです。
デジマジ Webマーケター就活総合コース
デジマジではWebマーケター就活総合コースがあるため、Webマーケターとしての就職を目指している大学生におすすめです。
大手広告代理店出身者の講師・メンターによる指導を受けることができ、在学中に専門スキルを身につけられるため、企業から評価されやすい人材を早期に目指せます。
大学3年生の4月入学までであればインターンシップの支援にも対応していて、就活サポートもES添削、模擬面接・GD、メンタリング、求人紹介まで一気通貫で対応してくれるのでお得です。
大学生に合ったWebマーケティングスクールの見極め方
大学生に合ったWebマーケティングスクールの見極め方を解説しました。
- コストパフォーマンスが良いか
- 自分に合った受講期間かどうか
- カリキュラムが実践的かどうか
- サポートが充実しているかどうか
コストパフォーマンスが良いか
コストパフォーマンスの良さは重要です。
例えば、公認会計士になるためには100万円くらいかかると言われていますが、合格できれば一定の収入が見込めるので、資格の専門学校に通ってもコストパフォーマンスは良いと言えます。
だから、単純に価格だけで見るのは間違いです。
中身のカリキュラム、実績なども考慮してWebマーケティングスクールを選ぶ必要があります。
自分に合った受講期間かどうか
大学生は時間の融通が利きやすいけど、大学の勉強や部活など色々やっているとタイトになるという話をしました。
そこで、自分に合った受講期間かどうかも見ておきたいです。
一般的にWebマーケティングスクールの受講期間は3ヶ月前後ですが、学習する分野が多岐にわたると学びきれない恐れがあります。
学習分野にもよりますが、人によっては期間が長い・長くできる、講義の振替えがあるというのは選択のポイントになります。
どのスクールも事前に説明会を行っているので、スケジューリングについて確認しておきましょう。
カリキュラムが実践的かどうか
知識・スキルの身につきやすさはカリキュラムが実践的かどうかによります。
学んだだけで終わるのは意味がありません。
実際に広告運用をする、本番を想定したプレゼンをする、記事を書くといったような実践がある方が好ましいです。
サポートが充実しているかどうか
大学生は社会人経験がないため、会社員なら推測して理解できることでも、分からないことがでてくる可能性があります。
そのため、メンター制度や質問制度が充実しているかが見るべきポイントです。
また、就職活動をすることになるので、インターンシップや就職支援が充実しているかも見ておく必要があります。
大学生のうちにWebマーケティングスクールで学ぶメリット
なぜ大学生のうちにWebマーケティングスクールに通うべきなのか、メリットを3つ解説しました。
- 社会人よりも学習の時間を確保しやすい
- 独学よりも早く知識・スキルが身につく
- 就職・インターンシップに有利
社会人よりも学習の時間を確保しやすい
大学生は社会人よりも学習の時間を確保しやすいです。
大学の授業がない日・時間もあるので、日中に学習の時間を取ることができますし、夏休み、春休みなど長期休暇もあります。
もし、3年生のうちに単位のほとんどを取得していれば、4年生は時間が空くので十分に時間が取れます。
一方で、社会人でも土日以外で通勤時間や平日の終業後を利用して学習している人は多いですが、残業に左右されることもあるため、時間が取れない日もあります。
大学生も勉強や課外活動で忙しいという人がいるかもしれませんが、将来の就職のために並行して資格の専門学校に通う人もいるので、Webマーケティングスクールに通えないというのは理由になりません。
少なくとも、時間の融通の利きやすいので、大学生のうちに通っておくべきです。
独学よりも早く知識・スキルが身につく
独学でもWebマーケティングの知識・スキルは身につきますが、効率的ではありません。
Webマーケティングスクールは体系的に学習できるようにカリキュラムの設計がされているので、理解のスピードが早いです。
大学の授業で専門知識を持った教授の授業を受けるように、スクールで現役のWebマーケターから学ぶのは何らおかしい話ではありません。
就職・インターンシップに有利
知識・スキルを身につけてしまえば、時間のある大学生のうちにアルバイトやフリーランスで実務経験を積むことも可能です。
その経験は、就職・インターンシップで有利に働きます。
例えば、就活生の悩みの1つに、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)があります。
アルバイト、部活、サークル活動、ボランティア活動、ゼミ活動などをネタにする人が多いですが、Webマーケティングで稼いでいたという人はまだ少ないです。
もし、大学生のうちにWebマーケティングで成果を出した経験があれば、他の学生と差別化ができるので、就職選考でも評価されやすいでしょう。
今後、ジョブ型雇用を導入する企業が増えていくことによって、専門スキルを持った人材を確保する動きは強まっていくので、スクールに通ってスキル身につけておくことは損ではありません。
大学生がWebマーケティングスクールで学ぶデメリット
メリットだけでなく、デメリットもあるので、確認しておきましょう。
- 人によってはスケジュールがタイトになる
- 受講費用が高額なスクールもある
- 学んだだけでは意味がない
人によってはスケジュールがタイトになる
大学の授業の予習・復習、サークル・部活動、アルバイトをした上でスクールに通うとなると、スケージュールはとてもタイトです。
大学生にいくら時間があるとはいえ、スケジュール調整は必要です。
受講費用が高額なスクールもある
Webマーケティングスクールの受講費用は60万円以上するところもあります。
分割払いがあるとしても、学生にとっては高いことに違いはありません。
お金がないのに無理して通う必要はありません。
学んだだけでは意味がない
スクールに通ってWebマーケティングを学んでも、実践しないのでは全く意味がありません。
学習と並行してブログを作成してみる、フリーランスで広告運用の仕事を受けてみるといったことをしてみましょう。