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週3日リモートワークという働き方のメリット・デメリット

週3日リモートワークという働き方のメリット・デメリットのイメージ 仕事・転職コラム

リモートワーク(テレワーク)を導入している企業では、ほぼフルリモートのところもあれば、完全にオフィス通勤に戻したところもあります。

例えば、ヤフーやNTTグループではほぼフルリモートに舵を切りましたが、本田技研工業はオフィス通勤に戻しました。

そんな中で、実際に働く社員の声を見てみると、若い世代ではフルリモートを希望する人が多いですが、40代以上は週3日のリモートワークを希望する人が多いことが分かります。

出典:ロバート・ウォルターズ・ジャパン

このことから、週3日リモートワークというハイブリッド型な働き方が主流になっていくことが予想されます。

そこで、今回の記事では、週3日リモートワークという働き方のメリット・デメリットについてまとめてみました。

週3日リモートワークのメリット

フルリモートではなく、なぜ週3日のリモートワークなのか、メリットをまとめました。

通勤の負担が減る

都心、特に東京への電車は通勤ラッシュ時には、すし詰め状態になるため、会社に着く頃には一日が終わったかのような疲れが出ます。

どれくらい大変かというと、ちょっとした隙間を見つけて入り込まないと電車に乗れず、乗れても痴漢と間違われる恐れもあります。

特に、田園都市線の三軒茶屋~渋谷間は酷いですよ。

この通勤の行き返りの負担が減るだけでも、肉体的・精神的に相当楽になります。

上司・同僚から直接ハラスメントを受ける機会が減る

週3日のようにリモートワークの日が増えると、オフィスに出勤する日数は減るので、上司・同僚からハラスメントをされる機会も減ります。

リモートワークでもハラスメントは起こりえるのですが、バーチャル背景、録画、ビジネスカジュアルな服装で対策はできるので、メリットの方が大きいです。

例えば、バーチャル背景にしておけば部屋を見られる心配もありませんし、ビジネスカジュアルな服装にしておけば変なことも聞かれません。

万が一、何か言われても、録画しておけば重要な証拠になるので、抑止力が働きます。

フルリモートよりも仕事が円滑に進めやすい

フルリモートだと気軽に仕事上の不明点を確認しにくく、コミュニケーションをとって進めるチームでの仕事が上手く進められないというデメリットがありました。

しかし、週3日のリモートワークであれば、出社した時に仕事上の分からないことを聞いたり、コミュニケーションがとりやすいため、チームでの仕事にも支障をきたしにくいというメリットがあります。

また、オフィスにいると誰かしら話しかけてきたりすることがあるので、仕事に集中できないことがあります。

しかし、テレワークの場合は別の空間なので、仕事に集中することができます。

家庭と仕事のバランスが取りやすい

今までのオフィスに通勤するスタイルだと家庭に割ける時間が平日にはありませんでした。

しかし、リモートワークだと通勤時間を減らせるため、家族との時間が増えます。

小さいお子さんがいる家庭だと、仕事に集中しにくいですが、週3日であれば許容範囲だと考える人が多いです。

週3日リモートワークのデメリット

週3日リモートワークのデメリットをまとめました。

公私の区別がつきにくくなる

週3日のリモートワークであっても、公私の区別がつきにくいのが難点です。

出社であれば、通勤という気持ちのON・OFFができる時間がありましたが、それは週2日だけです。

自宅の近くにサテライトオフィスがあれば、気持ちの切り替えもしやすいのですが、都心住まいで、大手企業でないと難しいでしょう。

運動不足になりやすい

週5日出勤していた時は、通勤が運動になっていました。

しかし、日ごろから運動する習慣のない人は3日間出社しないと、相当な運動不足になってしまいます。

ペットを飼っていれば、朝夕の散歩という気持ちの切り替えと運動ができますが、日本の住宅事情では中々それはできません。

週2日の出社が億劫になる

フルリモートが良いという人には、週2日であっても出社するのが億劫になってしまいます。

リモートと出社のいいとこ取りが決して良いわけではありません。

光熱費の負担が増える

月20日出社していたのが、月12日リモートワークになると、平日の半分以上を家で過ごすことになります。

在宅勤務手当が出ていれば気になりませんが、中小企業はそもそも手当自体がないところが多いので、光熱費の負担が増えます。

評価される人とされない人の差が出る

評価制度は出社を前提にしたもののため、週3日のリモートワークだと評価されない人も出てきます。

就業時間も含めて曖昧になっていることが多いので、きちんとルールが決められていないと損をします。

介護との両立は難しい

家族と過ごす時間が増えるのは一見すると良く見えるかもしれませんが、介護をしている人にとっては負担が増すだけで両立は難しいです。

介護はリモートワークよりも本人に負担がかからないような外部の支援を活用した方が良いです。

注意点を踏まえれば週3日リモートワークは快適

週3日リモートワークをする時の注意点を踏まえておけば、フルリモートやフル出社よりも快適に仕事ができます。

ルーティンを決める

ルーティンを決めておけば、公私の区別をつけやすく、運動不足になることもありません。

例えば、出社している時と同じ時間に仕事をするようにしましょう。

多少の時間をずらせる会社もあるかもしれませんが、生活リズムが不規則になるきっかけになる恐れもあるので、いつも通りがベストです。

運動不足に関しても、就業時間前後や休憩時に歩くようにしましょう。

習慣化するのが難しいのが人間ですが、歯を磨いたり、食事をするのと一緒だと思えば簡単にできます。

会社にリモートワーク制度について確認する

リモートワークをする際は会社に制度について確認しておきましょう。

特に、仕事の評価の仕方、在宅勤務手当の有無は重要なポイントです。

週3日リモートワークの会社に転職したい時には

フルリモートは引きこもりっぽくなり精神的につらいという人も多いですし、出社も通勤地獄で嫌という人が多いです。

今後、週3日リモートワーク、つまりハイブリッドワークという働き方ができる会社に人気が集まるでしょう。

そこで求人を探す時には、転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。

例えば、リクナビNEXTを使うのであれば、キーワード検索で「リモートワーク」「在宅勤務」で探してみましょう。

リクルートエージェントやdodaのような転職エージェントであれば、募集要項に書いてあるよりもリモートワークについてより詳しく情報が得られます。

無料で相談できるので、利用してみましょう。