Webマーケティングは未経験からでも就職・転職は可能です。
しかし、その方法を知った上ででないと、就職・転職は上手く行きません。
そこで、Webマーケティング担当に就職・転職する方法をまとめました。
Webマーケティング担当に就職・転職するおすすめの方法
Webマーケティング担当に就職・転職する方法は3つあります。
- 未経験可のWebマーケティング求人に応募する
- 社内で異動の希望を出す（社内転職）
- 就職・転職支援付きのWebマーケティングスクールに通う
未経験可のWebマーケティング求人に応募する
世の中には未経験可のWebマーケティング求人があるので、就職・転職エージェント・サイトで見つけたら応募してみましょう。
いきなり応募しても難しいのではと思うかもしれませんが、職種に関係なく実務未経験でも応募を受け付けている会社もあれば、経理や営業事務で数値管理の経験があればOKとしている会社もあります。
広告代理店、Web系企業、D2C、コンサルが狙い目
Webマーケティングの求人を探す際は、広告代理店、Webメディア、Web制作会社、D2C、コンサルティング会社に着目しましょう。
広告代理店はまさにド真ん中の業態で、Webマーケティング職の求人が豊富にあります。
Web制作会社も、ホームページやランディングページの制作がWebマーケティングと密接に絡んでいるため、求人が多いです。
コンサルティング会社は近年、Web・デジタルマーケティング分野へ進出するところが増えているため、求人が多いですが、営業や経験者向けです。
この3つの中では広告代理店がチャンスが多いでしょう。
さらに、これらの業態で大手よりもベンチャー企業の方が採用のハードルが低いのでおすすめです。
大学生はインターンシップもおすすめ
また、在学中の大学生であれば、インターンシップに参加するのも一つの方法です。
この2つのサイトであれば、Webマーケティングのインターンシップ・アルバイト求人が見つかります。
そのまま社員登用の可能性もあるかもしれないので、チャレンジしてみる価値はあります。
社内で異動の希望を出す（社内転職）
すでに会社に勤めている人で最もリスクが少ないWebマーケティング担当への転職方法が、社内で異動の希望を出すことです。
ベンチャー企業への転職だと、社風が合わなかった時に短期離職に繋がりかねません。
大手に勤めている人ほどコミュニケーションや仕事のやり方で差を感じやすいため、リスクを取りたくなければ、社内異動がおすすめです。
ただし、現在の職種で結果を出していないと、社内異動はしにくいです。
他の職種よりもWebマーケティングに近い営業で、結果を残すようにしましょう。
就職・転職支援付きのWebマーケティングスクールに通う
就職・転職支援付きのWebマーケティングスクールに通って、サポートをしてもらいながら就職・転職を目指しましょう。
スキルが身につくだけでなく、就職・転職でアピールできるポートフォリオを作れるスクールもあります。
注意点は、受講料がかかることと、スクールによって就職・転職支援の対象者を限定しているところがあることです。
そのため、受講料を払える若い人向けの就職・転職方法になります。
Webマーケティング担当に就職・転職・異動する際の注意点
Webマーケティング担当に就職・転職・異動する際の注意点があるので、確認しておきましょう。
転職の場合は年収が下がるケースが多い
Webマーケティングは未経験転職が可能であるがゆえに、年収が下がるケースが多いです。
営業職の経験があってもほとんど考慮されないため、求人募集要項に記載されている年収レンジの下限に近い金額を提示される可能性があります。
長期的な視点では稼げることが分かっていても、短期的には下がるため、子供の学費のことを考えると、家庭持ちの30代が転職をするにはリスクが大きいです。
20代もしくは独身の早いうちにキャリアチェンジするのがおすすめです。
社内異動しても上流の仕事しかできない
大企業になるほど仕事は外注の割合が増えるため、社内異動してもWebマーケティングの上流の仕事しかできません。
上流と聞くとイメージが良いですが、下流の実務的な仕事を経験しているのとしていないのでは、成果を出す上で大きく違ってきます。
そこで、対策としてはWebマーケティングスクールに通うことが挙げられます。
実務的なことを一通り学習できるため、仕事でより成果を出しやすくなります。
事業会社への就職・転職で確認しておくべきことは何ですか？
社内異動の注意点と関連しますが、実際に携わる仕事の範囲を確認しておきましょう。
企画・戦略だけ行い、運用は外部の広告代理店・コンサルティング会社に丸投げするところもあれば、自社で一気通貫で行う事業会社もあります。
人に任せるのか、自分ですべてやるのか、やりがいは人それぞれ異なるので、入社してから後悔しないように事前に確認しておきましょう。
Webマーケティング担当への就職・転職でよくある質問のまとめ
Webマーケティング担当への就職・転職についてよくある質問と答えをまとめました。
社内異動しやすい職種は何がありますか？
社内異動しやすい職種は、営業、Webディレクター・Webデザイナー、エンジニア、事務があります。
この中で社内異動の可能性がより高いのは営業です。
営業はファネルと呼ばれる認知から購買までの一連の流れの最後に位置しており、認知のWebマーケティングと関連がある職種だからです。
つまり、営業で成果を出しておけば異動の希望が通りやすいです。
Webディレクター・Webデザイナー・事務は、Webマーケティングの仕事を兼任する可能性がある職種です。
もし社内で専任の担当者がいなければ、名乗りを上げてみるとなれるかもしれません。
社内異動と転職のどちらがいいですか？
転職は社内異動が叶わない場合に検討すべきです。
アフィリエイトブログ運営からの就職・転職はあり？
アフィリエイトブログの運営、つまりアフィリエイターから就職・転職する方法もありです。
転職の求人でも時々、応募資格にアフィリエイター経験のある人と書かれていることがあるからです。
しかし、ブログで成果を出すには半年から1年はかかるため、すぐに就職・転職したい人にはおすすめできません。
就職・転職支援付きのWebマーケティングスクールに通う場合に、並行して取り組むのであればありです。
Webマーケティングの中でもおすすめの職種は何？
Webマーケティングには複数の職種がありますが、その中でも広告運用がおすすめです。
Webマーケティングの求人は、広告運用のみ、もしくは広告運用が混ざっている求人が圧倒的に多いからです。
つまり、それだけ就職・転職の機会が多いということになります。
また、広告運用は未経験でもスキルを習得しやすいです。
会社で2～3ヶ月間研修を受ければ、最低限のことはできるようになります。
関連資格も1ヶ月ほど勉強すれば取得できる難易度なので、難関資格試験に合格するよりも遥かに易しいです。
